日本舞踊の衣装と言えば、着物です。
ただ、現在私達が着る着物と舞台衣装は着付けなどが違っている点もあります。舞踊用の着物の意匠は演目の舞台になる季節、役の性別や性格などによっても変化します。衣装も大切な表現の一つになっているからです。
逆に、日本舞踊では衣装による演出を一切省いて身体表現だけで見せる「素踊り」という手法も用いられることがあります。
美しく作られた舞踊の衣装には、芸術品とも言えるものも少なくありません。
以下、吾妻流家元吾妻徳彌所蔵の衣装をご紹介します。
「北
州」
裲襠 紋綸子黒地、縫箔、波に鶴文様
「北
州」
裲襠 さや形紋綸子白地、「如是」大徳寺立花大亀老師揮毫。
「深 川 八 景」
着付 三枚重ね、縮緬赤地絞り、麻葉文様。裾。手染め友禅桜ちらし。
「時 雨 西 行」
着付 変り織羽二重、白地、金泥「花の図」前田青邨筆。
「紀 州 道 成 寺」
着付 綸子紫地、友禅八重桜文様。
「島 の 千 歳」
着付 綸子黒地、 友禅縫箔、枝橘文様。
「傾 城 道 成 寺」
着付 綸子鴇色地、友禅縫箔、垂れ桜文様。
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